文字列/ブランク(スペースまたはタブ)かどうかをチェックする・isblank

• Prev
• Next
• 文字列

ブランク(スペースまたはタブ)かどうかをチェックする・isblank †

isblank関数を使うことにより、引数で渡した文字がスペースまたはタブであるかどうかをチェックすることができます。
以下にisblank関数を使用したC言語サンプルコードと実行結果を記します。

関連記事 †

• 数値文字列かどうかをチェックする・isdigit
• 数値または英字かどうかをチェックする・isalnum
• 文字列が英字かどうかをチェックする・isalpha
• ASCIキャラクタセットかどうかをチェックする・isascii
• ブランク(スペースまたはタブ)かどうかをチェックする・isblank
• コントロールキャラクタかどうかをチェックする・iscntrl
• 文字列が英字小文字かどうかをチェックする・islower
• 文字列が英字大文字かどうかをチェックする・isupper
• 16進数(HEX)文字列かどうかをチェックする・isxdigit
• 空白を除く表示可能な文字かどうかをチェックする・isgraph

isblank関数の書式等 †

isblank関数の書式は以下の通りです。

• 必要なインクルードファイル

  #include <ctype.h>

• 書式

  int isblank(int c);

• 戻り値
  スペースまたはタブの場合は0以外(真)、スペースまたはタブ以外の場合は0(偽)が返却されます。
• 引数
  対象となる文字(コード)

isblank関数を使用したサンプルコード †

以下にisblank関数を使用したC言語サンプルコードを記します。
また実行結果も記します。

isblank.c (改行コードLF)

#include <stdio.h>
#include <string.h>
#include <ctype.h>

int main(void)
{
    /* check TAB */
    if (isblank('\t')) {
        printf("TAB is blank.\n");
    } else {
        printf("TAB is not blank.\n");
    }

    /* check SP */
    if (isblank(' ')) {
        printf("SPACE is blank.\n");
    } else {
        printf("SPACE is not blank.\n");
    }

    /* check 'A' */
    if (isblank('A')) {
        printf("'A' is blank.\n");
    } else {
        printf("'A' is not blank.\n");
    }

    return 0;
}

上記のC言語サンプルコードをコンパイルし、実行した時の結果を以下に記します。

$ gcc isblank.c -o isblank
$ ./isblank 
TAB is blank.
SPACE is blank.
'A' is not blank.

以上、isblank関数を使用したCサンプルコードでした。